2025年12月14日日曜日

パキスタン:野菜市場での児童労働

 パキスタンの首都イスラマバード郊外にある野菜市場(サブジー・マンディー)と市場裏にあるダンプサイト(廃棄物処理場)には、多くの子どもたちが青果物販売・手伝いや、有価物の回収(ウェイスト・ピッキング)を行っている様子が見られます。


野菜市場では、地面に直接麻布や厚手のビニールの敷物の上に、通常は売り物にならないような根菜類を並べて売る少年、手押し車(一輪車)で青果物を運ぶ販売もする少年、二輪の屋台で成果物を売る青年、露店で成果物をうる大人の手伝いをする少年から、路上に捨てられた玉ねぎの皮の山の中から、食べられる玉ねぎを探し出す少年、市場にくる客に、買った青果物を入れる麻袋を売る少年や青果物の運搬を手伝う少年など、いろんな仕事をしています。


青果物が入っていた段ボール箱や麻袋を回収して、親分(大人)のところに届ける。1日500ルピー(300円程度)ほどを親分からもらう。

野菜市場の奥でたむろしていた少年たち。通訳が頭をなでようとすると、怖がって手をよけようとした。習慣的に、大人から頭をたたかれていることへの回避行動と感じられた。

手押し車で規格外(房から取れてしまったり、へたが取れて実が見えてしまったり、部分的に黒くなってしまっているもの)のバナナを安値で売る少年。露店で買うよりも1,2割安い。
捨てられた玉ねぎの皮の山から、食べられそうな玉ねぎの実を探す少年二人。

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