2026年5月11日月曜日

ケニア・マサイにおける思春期女子の月経衛生管理(MHM)に関するフィールドワークにおける一考察

 本事業の研究代表者高柳妙子、研究協力者池田直人の共著論文が、「ケニア・マサイにおける思春期女子の月経衛生管理(MHM)に関するフィールドワークにおける一考察」というタイトルで、国際保健医療40巻4号p.177-180に掲載されました。

同論文の要旨は以下の通りです。

生理用品へのアクセスは、思春期女子と若い女性(Adolescent Girls and Young Women、以下、「AGYW」という)の健康増進につながる。適切な月経衛生管理(Menstrual Hygiene Management、以下、「MHM」という)は、裕福な国では当然のこととされているが、資源の乏しい国では、MHMの不備が少女と女性の重大な問題となっており、AGYWの健康と発達に悪影響を及ぼしている。ケニアでは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックにおいて、生理用品へのアクセスが悪化しており、その原因として経済的な理由があることが明らかとなっている。本研究では、ケニア・マサイが多く住むコミュニティにおけるフィールド訪問による観察記録から生理用品へのアクセスと利用状況および使用済み生理用品の廃棄法について明らかにした。

生殖年齢の女性にとって自然で健康なプロセスである月経に関して多くの研究が存在するが、本報告では、MHM、教育、政策に焦点を起き、ケニア農村部の現状と課題を探っていく。





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